株、買い戻し主導鮮明

株、買い戻し主導鮮明

「株、買戻し主導鮮明」通信や証券「下げ業種」を中心に

「16日の日経平均株価は大幅続伸し、上げ幅は400円を超えた。
 米国株の持ち直しや中国の景気指標が市場予想を上回ったことで、
 投資家心理が改善した。ただ、相場の戻りを主導したのは通信や
 証券など直近の下げが大きかった業種や、空売り比率の高い銘柄が
 中心。売られすぎた銘柄の買い戻しの印象が強く、相場の本格的な
 出直りには自動車株などの主力株の復調がカギとの声が多い。」
(日本経済新聞2014年4月17日19面より)

「FX、個人が円売り」101円台半ばメド 円高進行抑える

「外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家が、
 円売り・ドル買いを膨らませている。東京金融取引所(金融取)
 での円の売越額は8日時点で2012年9月末以来の高水準となった。
 個人には円の先安観が根強く、1ドル=101円台半ばより円高・ドル安
 の水準では、FX取引を通じた円売りが円高進行を抑える要因となっている。」
(同じく19面より)

いずれの記事も、市場の動向を報じる内容と
なっているが、これらの記事から導き出される
投資戦略や戦術は皆無といってよい。

もし、これらの記事を自分自身の戦略や戦術に
反映させるとすれば、過去の事例や事象の
経験則や検証が存在してこそ有効になる。

新聞を読む個人投資家は、
あたかもこの記事から、相場の動向を
先読みしようとするが、これらはあくまでも
一部分の事実の解説であり。
ある一定部分は推論にすぎない。

他人の推論をあてにして投資戦略を
立てるのではなく、自分の推論の中に、
他人の推論や意見、コメントなどを
参考にするかどうかという視点を
持っていなければ、いつも記事に
振り回されることになる。

投資において、ブレは敗退につながりやすい。
報道やコメントが、一貫性を持つことは難しい。
なぜなら相場や未来は、思った通りには動かない
ものだからである。

報道やコメントを読む時、
大切なものは、そこにあなたの意思や意図、
戦略や戦術が存在することである。

そうでなければ、
この種の記事は、あなたにとって
投資をブレさせるノイズ=雑音になるだろう。