タタ、IT「脱・人海戦術」インド最大手 年5万人研修
「インドIT(情報技術)サービス最大手
タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が
体質改善に取り組み始めた。インド南部に建設中の
年5万人を受け入れ可能な世界最大級の研修設備で
人材育成に努める。2014年3月木の連結純利益は
前年同期比4割増と好調。しかし、人数にものを言わせて
業務受託する労働集約型では限界も見える。目指すは
クラウドサービスなどIT潮流にあわせた「頭脳提供集団」
への脱皮だ。」
(日本経済新聞2014年4月17日11面より)
インドは現在人口ボーナス期にあり、
生産年齢人口の増加により、経済発展の渦中に
あります。
そのインドにあって最大手の企業が、
現在の体質から、より将来を見据えて変革を
遂げようとしており、この試みと企業の発展の
行方が注目されます。
インドの人は、非常に数学の能力に長けている、
IT技術者のレベルも高いという評価を耳にした
ことがあり、国としての成長にも注目されます。
近年、中国が経済的な発展を見せ、
GDPで日本を抜き、アメリカに迫る勢いを
見せてきたように、インドがその後に続くのか、
TSCのチャレンジは、大きい意味を持ちそうです。
日本の企業も、いつまでも
新しい変革に挑戦し続ける、
そんな姿勢を持ちたいですね。