不動産運用益、最高に

不動産運用益、最高に

「不動産運用益、最高に」今年度上期 REIT分配厚く

地価回復やオフィスビル市況の改善で、不動産投資の
収益が拡大している。個人投資家などから資金を集めて
投資信託の形で運用する不動産の利益は、2014年上期に
約1000億円と最高になりそうだ。運用好調で投信の
保有者への分配金も増加。投資マネーを呼び込み、
新しい物件の取得でさらに収益を伸ばす好循環に
なっている。
日本経済新聞より

不動産市場が活況でREITの収益が過去最高を更新し、
個人投資家への恩恵が表れているようです。不動産の
市場にも、金融市場のサイクルと同じように、
価格の上昇と下落の循環があり、REITの収益が
最高を更新したということは、強いアップトレンド
相場において最高値を更新し、青天井相場を形成
していることを意味します。

この動きは何らかの下落要因が現れるまで続く
可能性があり、今後も高い収益と活況な市場が
続くと考えられます。

このニュースにおいて考えることは2点あり、
1点は不動産市場そのものの動きの問題。
もう1点は、不動産市場の好調が株式やその他の
金融市場にどのような影響を及ぼすかという
点になります。

不動産市場そのものは、既に上昇期に入っており、
最高利益を更新していることからも、今後も
一定期間の堅調さが想定できます。問題は、
その堅調さそのものではなく、個人投資家が
どのようなタイミング、バックボーンで、
どのようなリスクを、いつ許容するかという
ことです。

REITが活況になれば、当然上記に書かれているように、
さらに投資マネーを呼び込みますが、市場の原理として
全員が利益を上げることはなく、これから市場が
熱を帯びれば帯びるほど、大きなエネルギーが
流入することになります。

不動産市場の分析は十分ではなく、不動産の投資家に
声を届ける術を持ち合わせてはいませんが、願わくば、
自分の許容するリスクだけは無視することなく、
不動産投資に臨んで欲しいものです。

そしてもう1点、不動産市場が他の金融市場に及ぼす影響に
関してですが、詳細を分析したわけではありませんが、
一般的に不動産市場の上昇や活況は、他の金融市場に
とってもリスクを許容する動きに現れると思われます。

日経平均株価の5月末からの上昇の中では、不動産株の
上昇も確認されており、こちらへの好循環にも
注目したいところです。いずれにしても、市場が活況で
投資家へのリターンが大きいということは、健全な
リスクがリターンにつながり、今後の不動産市場の
更なる伸びに期待したいところです。