日本企業 最高益への挑戦 上

日本企業 最高益への挑戦 上

日本企業 最高益への挑戦 上 デフレが育てた競争力

日本の企業収益が未踏の領域に入る。2015年3月期は
経常利益が2%増え7年ぶりの最高益をうかがう。
前期あった円安効果が消え、消費増税の影響も
警戒されるため現時点の予想増益率は控えめだが、
経営者の胸には期するものがある。デフレ下で
鍛えた「強い製品」が世界で活躍し利益を伸ばす見通しだ。
日本経済新聞2014年5月25日1面より

日本経済の復活を象徴している自動車業界の利益は、
大手7社で上場企業全体の約2割と大きなシェアを占め、
そのうちの大手4社は、円安効果が消える今期も
最高益を予想しており、収益構造そのものが強くなって
きているようです。

こうした高収益企業の共通点は、「世界で戦える製品に
代表される新しい価値をつくっていること」(一橋大の
楠教授)と記事中にあります。

リーマンショックから円高、デフレという逆風の
経済環境を、我が身を鍛えながらくぐり抜けてきた
日本企業が、耐える強さとともに新しい価値を生み出す
攻める強さを持ち始めたとしたら、ここ数年、明るさを
見出すことできなかった人の中に、思わぬ新しい風を
吹き込む可能性があります。

そして、それはここでも「新しい価値=革新(イノベーション)」で
あり、新しい価値が生まれる時、日本は全く新しいステージに
入ることになるかもしれません。