ちらつくバブルの芽?

ちらつくバブルの芽?

ちらつくバブルの芽? 日米の名目成長率、長期金利上回る

バブルの足音か、財政再建への追い風か--。
日本、米国、ドイツで名目の経済成長率がそろって
長期金利を上回った。景気回復の勢いに比べて
長期金利が低すぎる状態で、過去の似た局面では
資産バブルにつながった例が目立つ。財政再建には
追い風だが、バブルが起こる前に安定成長に軟着陸
できるのか。日米欧の金融政策は微妙な局面を迎えている。
日本経済新聞2014年5月26日3面より

経済協力開発機構によると、1980年以降ほとんどの年で
名目成長率が長期金利(10年物国債利回り)を下回って
きたのに対して、米国とドイツは2010年、日本は2013年
から名目の国内総生産(GDP)成長率が長期金利を上回って
きたそうです。

歴史的に見て、名目成長率が長期金利を上回る逆転現象が
起こったのは、日本はバブル経済が最盛期だった88~90年。
米国ではITバブルの98~2000年、リーマンショック前の
03~06年、ドイツでも06~07年といずれも時期がバブルと
ぴたりと重なります。

これは成長率の上昇により資産価値が上昇するのに対して、
金利の上昇が抑えられているため、資金を借り入れて
資産を購入することで、利が生まれる原理に促される
ものであり、今後の成長率と金利、そして資産上昇の
関係が注目となります。

日本の成長率と長期金利の逆転は2013年が
スタートですので、問題はどこまでこの状況が
続くのかということです。日本と世界の
経済環境から目が離せない環境が成立しています。