膠着、相場転換の予兆

膠着、相場転換の予兆

「膠着、相場転換の予兆」郵政改革との05年との共通点

「株式相場でこう着感が強まっている。日経平均株価は
 2月以降、1万4000~1万5000円台で上げ下げが続き、
 方向感が定まらない。これといった材料が見当たらないまま、
 値動きも縮小基調だ。当面、こうした状況は続きそうとの
 見方が多い反面、10年前の相場との間に、共通点を
 見いだす向きもある。」
日本経済新聞2014年5月21日16面より

2014年5月20日の日経平均株価の終値は14,075円であり、
これは昨年2013年5月の下落以降、幾度となく
形成された価格であり、膠着感の強さを裏付ける
ものです。

また市場の各種の統計指標も、それを表すものとなっており、
記事の中では、日経225オプションの取り組み、
現物株の買いと売りの比率などが紹介されています。

また現在の状況と似た動きとして、2004年~05年当時の
値動きが紹介されています。

2004年~05年の日経平均株価を振り返ると、
2004年4月高値より三角保ち合いを形成、
同年12月に一旦保ち合い上放れを完成した後、
再び2005年4月と5月に上記三角保ち合いレンジの
値位置まで下落、その後2005年5月から
強烈なアップトレンドを形成しました。

これは、ラルフ・ネルソン・エリオット氏が、
「エリオット波動原理」の中で現した、
三角保ち合い後の値動きに符号するものであり、
このきっかけとなったのが、「当時の小泉純一郎
首相が郵政改革を打ち出し、海外投資家から
日本の変革の期待が高まった」と上記記事の
中に紹介があります。

テクニカルな環境と、市場のトーン、
そしてファンダメンタルが揃う時、
強いトレンドが形成され、良いトレードが可能に
なると言ったのは、スーパートレーダーの
マイケル・マーカス氏です。
(「マーケットの魔術師」 パンローリング社刊より)

この後、市場にどんな材料が現れるのか、
その時、相場はどのように動くのか。
それが「相場転換」となるのか、
注目が続きます。