松下誠の投資探求

伝承

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私が人に投資を教えるようになって10年、その間に何十回と繰り返されてきた質問がある。それは、「どうして人に投資を教えるのか?」という質問だ。なぜ、それだけ多くの人がこのことを不思議に思うのか、私には理解できない。知る者が、知らない者に伝えるのは、当たり前のことだ。私たちの周りを見回してみるとよく分かる。私たちは、自分が知らない、分からないことは、知っている人、分かっている人に聞く。それが、投資の世界で行われているだけだ。

私は自分が投資を行い、利益を上げる中で、自分にとって大切なモノを人に教えてきた。そして、それはほとんどのカリスマトレーダー(といわれる人たち)、アナリスト、エコノミスト、本の著者、セミナー講師が語らないことだ。つまり、私の教えは、この世界で特殊であり、重ねていうが、それは私自身が自分のために大切であると考えているものだ。

もしあなたが何かに迷い、問題を抱えているとしたらどうしたら良いだろうか?そんな時は、一人で悩みや問題を抱え込み、対処しようと考えるのではなく、人に聞くことだ。それも、その道に長けた人、その分野で実績を残している人に。それを思う時、私の役割は大きく、終わりがないと自ら思う。

もう1つ。私はいつか死ぬ。そうなれば、私の教えや伝承は途絶える。投資の世界において最も大切で、投資家が利益を上げるために、本当に幸せになるために、必要なものを伝える道は途絶える。そう思えば、伝えられるうちに、伝えたいと思う。決してそれが、その人の投資や人生を大きく左右するものでなく、ほんの小さなきっかけに過ぎなかったとしても、何かが良い方向に変わるのであれば、それは私にとってとても嬉しい事だからだ。

今日この瞬間に、不慮のことが起こる可能性はいつも存在している。そう思えばこそ、私は投資において、自分にとって本当に大切だと思い、そして相手のために大切だと思うことを伝える。それが、私にとっての投資の教えであり、伝承である。

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伝承 への5件のコメント

松下誠の投資の哲学