松下誠の投資探求

臨時レポート「勝てるトレードルール」

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こんにちは、松下 誠です。「投資にはルールが必要だ」とは、成功した投資家/トレーダーの誰もが強調する言葉です。投資の書籍や情報サイトなどにも、必ずといっていいほど書かれています。しかし、個人投資家の多くは、「トレード(売買)ルール」を知りません。また説明している人も、ほとんどいません。

今回は、トレードルールについて、その具体的な内容を紹介します。もちろん、紹介するからには、勝てる=利益を上げることのできるトレードルールです。今回紹介するトレードルールは、投資を始めて2年目の私が2012年に作った、記念すべき初のオリジナルルールです。以下にその内容をご紹介します。

  1. 週足において、プライマリーサイクル終了の時間帯であることを確認。
  2. 日足において、終値が陽線で10日加重移動平均線を上に抜いたことを確認して、買いエントリー。
  3. 損切りポイントは、エントリー直前に存在するプライマリーサイクルスタートを想定する安値の1tick下に逆指値で無期限に設定。
  4. トレードサイズは、損切りポイントから逆算して、損切り額が投資資金の2%に収まる最大サイズ。
  5. 週足において、プライマリーサイクル天井形成の時間帯であることを確認。
  6. 日足において、終値が陰線で10日加重移動平均線を下に抜いたことを確認して、売りエグジット。

以上で終了です。これで大きく利益を上げてきました。今でもこのルールで、利益を上げることができます。これが、具体的なルールです。次からは、このルールの1つ1つの意味を解説していきましょう。

1はエントリー用の環境認識ルールです。買いエントリーに際して有利な環境を決め、それが成立するまで待つことを意味します。上記ルールでは、週足の確認を環境認識としていますので、トレードは、金曜日の終値が決定して週末からスタートします。しかも、週末に決定した環境は、その週の間中有効ですので、1週間は同じポイントを注目するだけですので、単純でゆったりとしています。メリマンサイクルの最も強力な反発上昇ポイントを利用し、なおかつサイクルの相関性(マルチタイムストラテジー)を活用した優位性のある環境認識ルールです。

2はエントリーサインです。週足において有利な環境が成立すれば、次に待つのはトリガー(引き金)となる値動きであり、今回の場合は急激な上昇です。1つの道具として、10日加重移動平均線を利用しているに過ぎません。

3は損切りポイントのルールです。エントリーの際には、思惑が外れて撤退する最悪のポイントを想定し、予め決めておかなければいけません。そうでなければ、毎日思い悩み、考え、その結果選択する撤退のポイントは最悪のものになってしまうからです。また損切りポイントには、そこで撤退するだけの優位性が必要です。上記3で採用したポイントは、メリマンサイクル論において強力な意味のある安値ですので、そこを損切りポイントとして採用したのです。このルールは、ルール作成から12年経った今でも変わりません。おそらく、永久に変わることのない、普遍の損切りルールです。

4はトレードサイズ決定のためのルールです。トレードサイズの決定は、資金管理に直結しますので、一定の条件や判断基準を設けて、常に同じルールのもとに行われるべきです。このトレードサイズ決定ルールも、他にはない私のルールの大きな特徴、強力な武器の1つです。

5は利食いのための環境認識ルールです。利食いの考え方は、いくつかの基本的なものに分かれますが、上記のルールは、メリマンサイクル論の、プライマリーサイクルの優位性を最大限引き出すためのものです。利食いに際してもサイクルによる環境認識を条件付けするのです。

6のルールは、トレードの最後を飾る利食い用のエグジットサインです。「利益を可能な限り最大限に伸ばしたい」というのは、投資家/トレーダーにとって永遠の課題ですが、これも感覚で行えるものではありません。ある条件を決めた時に、利食いが伸びることも、伸びないこともあるのです。その都度、値動きを見ながら考えるのではなく、1つの基準を設けてエグジットします。悩みが消えて無くなることなど永久にないのですから。

以上が、上記のトレードルールの中身のカンタンな解説です。

再度申し上げますが、これは勝てるトレードルールです。しかし、勝てるトレードルールだからといって弱点がないわけではありませんし、万能でもありません。問題点はたくさんあります。しかしなから、そのルールを使う投資家/トレーダーが、トレードルールの持つ弱点、デメリット、問題点を理解し、許容し、コントロールすることができ、そのルールの強力な特性、メリット、利点を享受できるなら、そのトレードルールは投資家/トレーダーの確かな武器になります。それこそが、投資家/トレーダーの資産なのです。

日本の1,000万人以上の個人投資家は、このようなルールを知らず、ルールと聞いたことはあっても中身を知りません。おそらくこのレポートを読んでいるあなたも、自分のトレードルールを持っていないはずです。また一見すると、難しく思えたり、感じたりするかもしれません。

このレポートを読んで気づいて欲しい最も大切なことは、株やFX、商品先物の売買の際に、

「自分なりの理由を持つこと」

売買の際の自分の理由を、より詳細に、理論的に、技術的に詳細に作っていけば、いかようにも難しくも、複雑にすることもできます。しかし、「逆もまた真なり」で、自分の売買の理由を、自分だけに分かるカンタンで単純なものにすることもできるのです。

自分だけの勝てる理由を作ってください。それこそが、あなたのトレードルールです。それはあなたの一生の資産になることでしょう。

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