松下誠の投資探求

「自分の売買」という視点

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利益を上げられない投資家は、いつも市場の行方を気にしている。明日は上がるのか、下がるのか、それをひたすら追い掛ける。アナリストやエコノミストは、その欲求に合致した見通しや展望を示すので、個人投資家の多くはどの情報に惹きつけられる。しかし、その情報が利益につながることはない。なぜなら、そこにはその投資家自身の売買という視点が抜けているからだ。

市場が上昇するから利益が上がるのではなく、「自分の売買」を上昇する市場の中に見出すから利益が上がるのである。売買や利益の出発点は、「自分の売買」という、言うなれば内なる視点だ。しかし残念なことに、今日も個人投資家は、外なる視点である、市場の動きを追い掛けている。視点が間違っていれば、目的地に辿り着けないのは火を見るよりも明らかだ。

あなたは視点を変えなければいけない。市場がどう動くのかは二の次で、あなたの売買はどんな戦略、どんな優位性を捉えようとするものかを決めなければ、利益は始まらない。それこそが、「自分の売買」という視点だ。

「自分の売買」という視点を持たない投資家は、投資家として空っぽの状態であり、そこに利益が満たされることはない。早くそのことに気づき、「自分の売買」を決めた後に、市場の動きを追うようにしよう。その時あなたは、揺るぎない利益を上げる投資家に変わる。

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「自分の売買」という視点 への1件のコメント

  1. leaf より:

    確かに前日の夜 チャートを検討し 自分ルールに則って
    売買を決めます。そうして イザPSに注文を入れようとした時
    G.U.で始まったらどうしよう?ダウが下がっていたらどうしよう?
    と思ってしまい 「明日朝 注文を入れよう」と思い寄り付きでもたもたしてしまい 其のまま上がっていくのをじーっと見ているだけと
    いうようなことになってしまいます。 自分に自信がない。自分の売買をしていない。ということだと思います。ありがとうございました。

松下誠の投資の哲学