松下誠の投資探求

足るを知る

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10年ほど前に、福井県の永平寺を訪れた時、回廊の壁に掛かっていた言葉を読んだ。「貪欲が起これば美しい心は消える。仏心とは、ただ足ることを知る心である」こんな言葉だった。この言葉を読み、「足るを知る」という意識が私の中に入ってきた。

人は、いつも不満や不足の心を持っている。何かが足りない、何かが欲しいと思う心だ。実は、この心は止まることはない。どれだけのものを手に入れたとしても、足る心を知らなければ、人は満たされない。心は、ものでは埋まらないのだ。

足るを知れば、どうなるだろうか。「足る」とは、不足や欠けたところがないという状態・意味であり、心は満足になる。この時、人は満ち足りた気持ちになっている。

投資において、「足るを知る」とは、どういうことだろうか。いつまでも利益が足りない、お金が足りないと言い続ければ、そこに貪欲が起こり、足る心は忘れ去られてしまう。つまり、いつまで経っても満ち足りた気持ちになることなどできない。

「貪欲が起これば美しい心は消える。仏心とは、ただ足るを知る心である」

この言葉を、あなたの投資の中に、そして人生の中に考えてみよう。いつしかあなたは、投資でも人生でも不満や不足から解放され満足を覚えるはずだ。

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