松下誠の投資探求

確率を味方につけるために

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投資とはリスクを伴う行為なので、確率を味方に必要がある。投資において、100回の売買全てで利益を上げることが不可能なことは自明の理だ。確率を味方につけるために、絶対に外してはならない前提条件がある。それは、一貫性を持って同じ行動を続けることだ。コインの裏表を当てたり、じゃんけんで競う場合は、もともとの選択肢が2個、もしくは3個しか存在しないので、ランダムに選択しているようでも一貫性が働き始め、おそらく確率は1/2や1/3に収束してくるはずだ。

しかし、投資において投資家は無限の選択肢を与えられている。ここで、ただ利益を上げたいという感情に頭と心を奪われている投資家は、確率を味方につけることなど毛頭も考えず、その時その時の判断で売買を繰り返す。この売買には残念ながら一貫性はなく、当然確率を味方につけることもできない。利益を上げるか、損をするかは、運次第であり、その投資家の腕次第だ。こうして数百年の市場の中で、8割以上の投資家が損を繰り返してきた。このことを考えれば、運の良い投資家や確かな腕を持った投資家は、市場のごく一部にしか存在しないことが分かる。

これを認めた時に投資家は、再び確率を味方につけることを考えるべきなのだ。そして、確率を味方につけるためには、同じ条件下での行動、つまり一貫した行動が必要なのだ。確率を味方につけ、将来の利益の可能性が高くなるように、常に一貫した行動を取るようにしよう。市場のほとんどの投資家は、毎日気ままに全くバラバラな行動を続けていることに気づいて欲しい。

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