松下誠の投資探求

利益を上げるために紙に書く

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私たちの体の全ては、脳の制御を受けている。私たちは、毎日の行動を脳の指令によって行っている。私たちの全ての行動は、何らかの感情から始まっており、脳が感情を処理して、私たちは行動している。

投資における行動も例外ではなく、私たちは感情の刺激から、脳の伝達処理を経由して、買ったり売ったり、利益を上げたり、損をしている。あなたは利益を上げるために懸命に努力しているつもりでも、あなたの感情と脳は、あなたの思いや願望とは裏腹に行動の指令を出している。それは人間の脳が持つ、分析脳の力よりも感情脳の力が強いことに起因している。あなたは、今のままでは、感情に打ち勝つことはできず、それゆえ投資で勝つこともできない。投資で勝つためには、感情と脳を上手にコントロールするしかない。

感情と脳は、非常に速いスピードで私たちの体を突き動かす。これに対抗して、冷静に状況を分析し行動するためには、脳を働かせているだけではダメだ。なぜなら脳は、私たちが思っているほど有能ではなく、考えていることを一度外部に出力しない限り、本人さえも何を考えているのか、把握できないからだ。このことは、脳科学者の茂木健一郎氏が、書籍「脳をやる気にさせるたった1つの習慣」(ビジネス社)の中に、はっきりと書いている。あなたは、投資において脳(頭の中)で考えているだけでは勝つことはできない。外部に出力=紙に書くことで、投資の利益は初めてスタートする。

思い返せば、私は10年以上、ずっと自分のトレードのアイディアを紙に書いていきた。それは、時に投資日記に書くことであり、時にトレード履歴を書くことであり、時にトレードアイディアを書くことだった。利益を上げ始めて13年が過ぎるが、今でも私はトレードの考えを紙に書いている。私は、紙に書くことを最も大切にし、また「大切にするように」と伝えてきた異色のトレーダーだ。数年前に上記書籍に出会い、私の実践してきたことと信念が、間違いではなかったことが証明された。投資は、紙に書いて勝つ行為なのだ。

あなたが、投資の行動の全てを脳(頭の中)だけで組み立てていれば、あなたは負ける。私たちの脳は、それほど有能ではないことに気づかなければいけない。これは、脳科学の専門家からのありがたいアドバイスだ。投資で勝つために、あなたの考え、あなたの分析を紙に書こう。すぐに勝てるほど甘くはないが、その習慣があなたを勝ちに導く。

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