松下誠の投資探求

1億円の利益

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「1億円の利益」と聞くと、個人投資家の心がざわつく。その証拠に、各メディアには、「1億円」や「億トレーダー」という言葉が乱立している。投資家の誰もが夢に見る金額ということだろう。しかし、この「1億円の利益」自体に、実態はない。なぜなら投資の利益とは、元金があってスタートするからだ。「1億円の利益」を上げるために、いくらの元金を準備するかを考えない限り、この利益には意味はない。

仮に、1,000万円の元金を準備して、「1億円の利益」を達成したら、1,000%の収益を上げたことになり、これは類まれなる成功と言える。おそらく、この精度の利益を上げる個人投資家は、10万人に1人以下の確率になるのではないかと、私は個人的に思う。これに対して、10億円の元金を準備して、「1億円の利益」を上げた投資家は、10%の収益を上げたことになる。この精度の投資のハードルは、自ずと低くなり、多くの投資家に実現が可能になる。しかし、元金の準備は、ほとんどの個人投資家には無理だ。

投資の利益を考える時に、元金を無視してはいけない。そんな想像は、全く形がなく、だからこそ手に入れることができない。投資は魔法ではなく、運用である。そのことを間違えることなく、自分の元金と利益を正しく認識しよう。その時、あなたは形のある利益を手に入れる。それこそが、本当の投資の成功だ。

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1億円の利益 への3件のコメント

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