松下誠の投資探求

一貫した行動

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投資家は、日々考え、迷い、悩んでいる。自分の判断や行動が、そのまま資金の増減につながり、資金の増減は、脳のある特定の部位を刺激することにより、私たちの心を大きく揺さぶるからだ。日々考え、迷い、悩んでいると、その結果として現れる行動は、様々な違った形をとる。もともと私たち人間は、多様な行動を行うものだ。

投資家の多様な行動は、果たしてどのような結果を招いているだろうか。市場で言われているのは、「8割の投資家が損をする」という、散々たる結果だ。私は先日ある人に、「勝てる人は、もっと少なく2~3%だ」とさえ言われた。さすがにこれは極端過ぎると思うが、いずれにしても市場で多くの投資家が損をしていることは事実だ。

それならば、なぜ投資家は損失につながる行動を、いつまでも続けているのだろうか。仮に、自分の行動が利益につながっていないという事実を認識すれば、その行動を改めていかなければならない。日々考え、迷い、悩んだ末の多様な行動が損失につながっていることに気づけば、利益につながる一貫した行動に変える必要がある。しかし、投資の現場では、その事実に目を向けず、お金に揺り動かされる感情の赴くままに、今日もまた同じ行動が続けられている。

 投資家の取る行動はシンプルなはずだ。それは損失につながる行動を直ちに止めて、利益につながる一貫した行動を続けるだけだ。これができない理由は、問題を直視していないか、問題を解決する行動を知らないかの、どちらかである。問題を直視し、解決する行動を知り、一貫した行動を続けよう。成すべきことは、いつもシンプルだ。

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一貫した行動 への4件のコメント

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