松下誠の投資探求

未知

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未知とは、未だ知らないこと、もの。私たちの日常において、未知のものに対して抱く感情とは、何だろうか?それは、興味と恐怖だ。知らない土地、知らない食べ物、知らない人など、未知のものには興味が湧くと同時に怖い。

未知のものに対して抱く感情の、興味と恐怖。恐怖より興味が勝れば、人は未知のものに対して積極的になり、逆の場合は消極的になる。翻って、投資においてはどうだろうか?

投資は、誰にとっても未知の状態から始まる。この時点では、興味と恐怖の両方が存在するはずだ。しかし、何らかのきっかけで恐怖の感情を抱くことなく、興味だけを抱いてしまうとすれば、これは非常に厄介だ。本来、未知なものには両方の感情を抱くはずであり、投資は私たちを直接傷つけることがある行為だからだ。

しかし、私たちの周りでは、その厄介な状況が多く作られている。未知であり、また傷つく可能性のある投資に対して、恐怖を抱くことなく始めてしまう状況は、驚くほど多く存在する。この状況が作られると、後から適切な恐怖感を教えることは難しい。実際に、自分で傷つくまで分からないことが多い。

私たちは未知のものに対して、興味を抱くが、同時にとても注意しなければならない。自分の身を傷つけるかもしれない可能性があることを、いつも忘れてはいけない。

「私たちの人生とは、未知を既知に変えることだ。」という言葉を聞いたことがある。その言葉は真実だと思う。未知を既知に変えていけば、私たちの人生はより豊かに彩られていく。

私たちに与えられた時間は有限であり、私たちは全てを知ることはできない。つまり、いつまで経っても私たちには未知があり、その意味で私たちは不完全である。全てを知ることなどできないと理解すれば、常に謙虚であると同時にずっと成長することができる。

投資も人生も同じだ。未知の市場、未知の取引、未知の状態には、いつも注意して、そして未知を既知に変え、成長していきたい。

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