松下誠の投資探求

まぐれ

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投資の世界において、初心者の投資家がまぐれで利益を上げることがある。たまたま相場が良いところに、大きく資金を入れることにより、巨額の利益を短時間に手にするようなケースだ。多くの場合、この投資家は、「何て投資はカンタンなんだ」とか、「何て投資には力があるんだ」と思ったりする。しかし、これはたまたま遭遇するレアケースであり、いわゆるまぐれだ。これを称して、ビギナーズラックといわれることもある。

これに対して、投資の世界で、まぐれによって損失を防ぐことはできない。損失を防ぐためには、資金変動の規模や可能性を理解し、自分の資金を安全な環境下に置いておく必要があり、その力を持たない者は、いずれかの時点で大きい損失に見舞われることになる。

まぐれで利益を上げることができても、まぐれで損失を防ぐことはできない。いかにも皮肉な、投資の市場における事実である。

まぐれで利益を上げた投資家は、その後、どのような道筋を辿るだろうか?まぐれが続けば、気をよくして市場に資金を投入し続けるだろう。そして、まぐれが続かず、相場が最悪の状態に陥った時、その投資家は損失を防ぐことはできない。途中にいくら利益を上げたとしても、最後に全てを失ってしまえば、
それまでの輝かしい実績は何の足しにもならない。ただ、お金と時間を失ったという事実だけが残る。

覚えておいて欲しい。投資の世界では、まぐれで利益を上げることはできる。しかし、まぐれで損失を防ぐことはできない。損失を防ぐためには、あなたに確実な力が必要であり、その力を身につける時、利益を上げることも、まぐれではなくなる。

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まぐれ への4件のコメント

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