松下誠の投資探求

サイクル

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私たちの毎日には、ある一定のサイクルがある。私たちは一般的に、朝に眠りから覚め、昼に活動し、夜に眠りに就く。同じように、人の集合体である企業にも、始業時間や就業時間、営業時間などサイクルが存在する。私たちは、常に呼吸を続けており、呼吸は呼気と吸気のサイクルでできている。日本には素晴らしい色に富んだ四季があり、ここにもサイクルがある。人は生まれ、やがて死ぬ。そして、また新しく生まれる。私たちは、全てサイクルで構成されているといっても過言ではない。

相場に目を移してみよう。相場にも様々なサイクルがある。例えば、市場の始まりと終わり、投資家による買いと売り、熱狂による上昇と絶望による下落・暴落、これらは決して単独では成立しない相場のサイクルである。つまり、相場のサイクルとは、表裏でもある。私たち自身がサイクルで構成され、市場や相場にも様々なサイクルが存在するのだとしたら、価格の値動きにサイクルが存在することに、何の不思議があるだろうか。価格の動きの中にも、私たちの知らないサイクルが存在している。

最後に、1つのサイクルとして四季を考えてみたい。春に新しい生命の誕生として芽を出し、夏は成長を謳歌する季節だ。やがて成長は止まり、次の誕生に向けての準備を始めるために葉を落とす秋となる。これは、一旦成長を止めて、次なる誕生と成長に移るための準備だ。秋に葉を落とし、冬には自分の中に次なる生命の誕生のためのエネルギーを貯める。冬とは、次の誕生への準備・用意の季節だ。厳しい冬を乗り越え、自分の中に十分にエネルギーを貯めて、やがてまた春が来て、新しい生命を誕生させる。これが、四季である。

相場の中にも、人生の中にも、必ずサイクルは存在し、それはまるで四季のようだ。新しいエネルギーを誕生させ、ぐんぐんと大きく成長する春や夏のような時期がある。それも続かなくなり、エネルギーに欠け、勢いがなくなる秋や冬を体感することもあるだろう。しかし、そこで悲観することはない。秋や冬は、次の春、夏という誕生と成長につながるための準備の季節だということを忘れないで欲しい。そうすればいつも、四季折々の季節、毎日の人生を楽しむことができるはずだ。

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サイクル への4件のコメント

松下誠の投資の哲学