松下誠の投資探求

継続は力なり

LINEで送る
Share on Facebook

本コラム「松下誠の投資探求」を、2013年7月17日に始めて、本号で記念すべき100本目を迎える。この節目のタイミングで、「継続は力なり」を確認してみたい。コラム1本の文字数は、わずか500文字程度であり、このコラム1本に大きな力はない。これを読む読者が、時には楽しみ、時には思い思いのコメントを残してくれるが、それだけで終わる。しかし、そのコラムも100本を続ける時、その文字数は5万文字を超え、読者は延べで数千、数万人におよび、何度も繰り返し読まれ、目に見えない大きな力となる。1本1本の記事を書くときには、どんな結果を生むのか、何の役に立つのか分からなくとも、100本5万文字は、確実に大きな力を持ち始める。今すぐに5万文字のコラムを書くことはできないが、500文字のコラムを書くことは、それほど困難な作業ではない。それは継続だけが成し得た結果なのだ。

例えば、20本目のコラムで終われば、その先の80本が生まれることはない。しかし、20本目のコラムで短絡的・近視眼的な視点を持てば、その先のコラムを書かない・止めるという選択の可能性もある。もしやりたくなければ、無理にやる必要はない。その時に忘れてはならないことは、全ての選択や決定は、必ず何らかの結果につながるということだ。もし20本のコラムを書いて止めるという選択を行えば、100本のコラム、5万文字のコラムが生まれることはない。私たちの行動は、全て将来につながっている。それは力につながっている。

「どうすれば続けることができますか?」と尋ねる人がいる。「続けよう」と考えるのではなく、「毎回1本のコラムを書く」、それだけを考え、集中するのだ。それが100回過ぎた時、100週間約2年の継続が力に変わる。同じことを1000回行えば、1000本のコラムの継続と力が手に入る。「1000回続けるぞ」と考えると、重圧もあるかもしれないが、目の前の1つのことをやるだけなら、それほど負担はないはずだ。ただ目の前のことをやるだけなのだ。

なぜ私は100本のコラムを書き、筆を止めないのか?それは、まだ伝えたいことがあるからだ。「伝えたい・書きたい」という欲求こそが原動力であり、モチベーションだ。あなたは、今やりたい目の前のことをやれば良い。それが継続につながれば、徐々に力は生まれるが、毎回散発的に違うことを行っていれば、力は蓄積されない。「継続は力なり」、そして継続することでしか、力を得ることはできない。

私たちの人生は、長く、そして短い。継続することで力が生まれるなら、早く何かを始めて、できるだけ続けられるものに出会って欲しい。私たちは、より豊かで充実した人生を生きたいと願っている。継続が力につながるのであれば、継続は人生の豊かさにつながる。1つでも多く継続できるものに出会える時、人はより豊かな人生を生きていくことができる。

LINEで送る
Share on Facebook

パーマリンクをブックマーク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

継続は力なり への9件のコメント

松下誠の投資の哲学