松下誠の投資探求

見えているものは実現する

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投資家は、将来的な値動きが見えていない中で、市場にリスクを投じ不安定な状態に身を置く。将来の値動きである以上、それが事前に明白になることはない。しかし、長期間の値動きの観察と検証を続けて行くうちに、値動きの中に存在するパターンや性質に気づき、将来的な価格の動きを想像することができるようになってくる。この時、このトレーダーの脳裏には、将来的な価格変動があたかもチャートを延長するかのようなイメージとして見えるようになる。

この状態が続き、一定の資金管理と損切りを許容しながら同じトレードを続けると、ある時、それまでイメージし、脳裏に見てきた値動きが、突然眼前に現れ、成功トレードとなって利益をもたらす。

サッカー日本代表の本田圭佑選手が、ある雑誌のインタビューでこのような発言をしていた。

「ゲームにおいて、次の展開が自分の頭で想像できるとき、そのプレーは成功する。」

この時、本田選手の脳裏では、次のプレーへの展開が見えている。そして、それは実現する。

心理学・大脳生理学・量子物理学において、同様のことが言われる。脳の中で見えているもの、想像できるものは、姿を現す。ジェームス・アレンの著書「人は心の中で考えたとおりの人間になる」や、ナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」も同じ内容を伝えている。

市場の値動きにあって、私たち個人投資家は将来の値動きを見通すことはできない。しかし、一定期間の学習や訓練の後に一定のパターンや性質を見出し、徐々にイメージを描くことができるようになる。そして、脳裏に値動きのイメージが見え始めた時、その値動きはいつか目の前に実現する。私たちの脳は、そのような力を持った器官である。想像力は、どこかで創造力につながっている。

だからこそ、値動きが脳裏にイメージできない、見えないうちには無理をするべきではない。それは、実現の可能性が低い。値動きのイメージが脳裏に見えるようになるまで、学習と観察、そして訓練を続けよう。徐々にあなたの脳裏に値動きが見えるようになった時、その値動きは実現し、あなたの手元に利益がやってくる。

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