松下誠の投資探求

楽して稼ぐ

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「楽に稼ぎたい」というのは、私たち全員の偽らざる本音だ。全ての人が、楽にお金を手に入れることができるのであれば、それに越したことはないと思っている。それでは、楽をして儲けている人を見たことがあるだろうか。世の中で成功者や大富豪、スーパーリッチと呼ばれる人は、楽に今の場所まで辿り着いたのだろうか。そんなことはないはずだ。多くの成功者は、始めは何も持たないところからスタートし、懸命に努力し、寝食を忘れ1つのことに打ち込み、後ろを振り返ることなく前に進み続け、そして気が付いた時に、今の場所に辿り着いていたのだ。

投資の世界においては、その作業が労働を連想させるものではないので、あたかも楽に利益を上げられるような錯覚を抱かせる。しかし、決して楽に稼いでいる人などいない。最初は何も知らない状態からスタートし、大抵のトレーダーは途中大小様々な失敗を経験し、それでも歯を食いしばってトレードの精度を追い続け、そしてどこかの時点で、利益の一線を越えて成功に辿り着く。トレードを学び、実践していく道中には肉体的な負担も十分に存在する。時間をかけて学び、検証し、実践する道中は昼夜を問わず作業を続ける過程が必ず存在する。またトレードには、精神的な苦痛が伴う。利益が減少する苦痛、損失が拡大する苦痛、資金が変動するストレス、それらにさらされる中で足を踏ん張り、歩みを続けてきた者が、利益を上げるのだ。トレードといえど、楽に利益を上げているのではない、真摯に真剣に利益を上げているのだ。

楽をして利益を上げようという思いを捨てよう。懸命に努力して、そしていつか肉体的な作業を伴わずに、己の判断と行動で利益を上げる術を身に着けよう。楽して儲かる道などない。懸命に努力して利益をつかもう。

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楽して稼ぐ への6件のコメント

松下誠の投資の哲学