松下誠の投資探求

理由を作る

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ほとんどの個人投資家は、初めて投資を行う際に、確たる理由もなく何らかの銘柄を買う(あるいは売る)。これは考えてみると、不思議な話だ。その銘柄を買えば(あるいは売れば)、次の瞬間から儲かるかもしれないし、損をするかもしれない。それは非常に大切な選択や決定であるはずなのに、ほとんどの人は確たる理由もなく売買を始める。

実は、このような個人投資家の行動には、理由がある。そもそも、投資という世界において、何か理由をもって利益を上げている人がいることを、ほとんどの個人投資家は知らない。また、私たちが一般に目にするメディアの情報においても、「投資とは、単に市場や銘柄の価格の行方を予想するだけの当てものだ。」という情報しかなく、自分自身の投資に確たる理由を作って、利益を上げようという意識は皆無だ。だからこそ、多くの投資家が理由もなく売買を繰り返し、資金を失っていく。

私から見れば、資金を失う投資家には、資金を失うだけの理由が、十分にある。それならば、現在損失を被っている投資家は、自分が損をしている理由を知り、損失の理由を改め、次に利益を上げる理由を知り、自分のものにしていかなければならない。しかし、自分の投資に理由を見出し、理由を作る人は少ない。

銘柄を選ぶための理由がある。買いなのか、売りなのかを判断する理由がある。売買を始めるタイミングを選ぶ理由がある。同じように、投資の全ての行動に理由がある。そして、あなたの利益にも、あなたの損失にも理由がある。あなたは、自分の損失の理由を知り、それを改め、そして利益が上がるだけの理由を作る必要があるのだ。投資を取り巻く、自分の全ての行動に、理由を作るのだ。

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