こんにちは、松下です。
今日、日経新聞を読んでいて、
面白い記事を見かけました。
企業年金手探りの運用
401k導入後の壁
(日本経済新聞17面より)
この中に、401k導入企業の悩みとして、
「制度の理解や関心が低い」(56%)
「投資教育の方法が分からない」(26%)
といったアンケート結果があるそうです。
これはもっともな悩みです。
なぜ制度の理解や関心が低いのか、
それは401kという制度や利用法を
理解している人がいないからです。
理解していないのに、
認知や関心を広げることはできません。
同様に、
「投資教育の方法が分からない」のではなく、
「投資教育の方法が存在しない」
「投資を教えられる人がいない」のです。
これはひとえに投資というものが、
理論と実践ではまるで別物であり、
その意味では、教える人は実践者で
なければならないからです。
日本は、そもそも投資や資産・資金運用に
関する歴史が浅く、それだけ実践者や成功者がいません。
だからこそ教えられる人も少ないのです。
いつかその現実に気づいた時に、
この議論は違うステージに上がるはずです。